ランフラットタイヤを識別するマークについて説明します。解説動画も併せてご覧ください。
ランフラットタイヤを識別するマーク

(画像元:BMW South Africa Youtube Channel )
全てのランフラットタイヤにはRSCという記載があります。一部ブリジストンのタイヤにはRFTという独自のブランド表記もあります。他のメーカー、ミシュラン、グッドイヤー、ダンロップ、ヨコハマ、コンチネンタルなど大手メーカーのランフラットタイヤにはRSCと表記があります。
BMWのタイヤサイドウォールには、必ずこのマークがあることを確認してみてください。せっかくなので、そのままサイドウォールの上部にある溝も見てみましょう。
実は均等に見えて、溝の幅が異なっていることに気がつくでしょうか?溝幅をかえることでロードノイズの減少効果があると言われています。
ランフラットタイヤとは?
ランフラットタイヤとは、簡単に言うとパンクしてもそのまま走れるタイヤです。釘を踏むなど、軽度の損傷であれば、時速80キロ、距離にして80キロメートルの走行が可能です。
このことを聞くと、パンクしないタイヤと思われがちですが、パンクしますし当然空気圧も下がります。
ランフラットタイヤ最大の特徴はサイドウォールが補強してあることです。そのためタイヤがつぶれ走行不能になることはありません。
ランフラットタイヤの識別マークについて動画で詳しく!
BMW車両に関する上はiDriveからご覧いただくこともできます。BMW 225xe アクティブツアラーからも同様の情報を確認することができます。
まとめ
路面に設置する唯一のパーツがタイヤです。車の歴史の中で、走行中におけるバーストやパンクによる事故は多発していました。現代のテクノロジーで生まれたタイヤは、パンクしても走行可能になるまで進化を遂げています。
BMWはこのランフラットタイヤの搭載により、95%が廃棄されゴミとなってきたスペアタイヤを搭載していません。パーツ一つに注がれた技術が環境改善にもつながる技術革新となっています。