BMW 2シリーズ アクティブツアラー|BMW初のMPV車の魅力とは?

BMW2シリーズアクティブツアラーは、BMW初のFF仕様のMPV車として注目を集めています。今回は、その特長やインテリアと居住性、エンジン等やドライブ面に着目しながらその魅力に迫っていきます。

1. BMW2シリーズアクティブツアラーの特徴

BMW2シリーズアクティブツアラーは、BMW初のMPVとして室内を効率よく使用し、快適な走りを実現したモデルです。BMWがミニバンを開発するとこうなるといった様々な特性を備え、話題を集めました。

やはり一番の大きな特長は、BMW初のFF仕様でかつこれまでのモデルにはない居住性を持つモデルという点です。BMWらしい力強い走りを持ちながら、ファミリー向けのモデルとして、「新世代のBMW」「家族も安心、荷物もたっぷり」「室内でゆったりできる」などが今回のキーワードといえます。

そして、いままではBMWと言えば、FR(後輪駆動)でしたが、アクティブツアラーはその既成概念を取り払い、後輪へのシャフトがないFF(前輪駆動)となっています。

「MINI」ブランドで培ったFFの技術を余すところなく反映し、「BMWらしい駆け抜ける歓び」を実現している点も大きな特長といえるでしょう。

さらに装備面でも「衝突回避、被害軽減ブレーキ」(歩行者検知機能付)、「iDriveナビゲーションシステム」(最適な運転環境が実現)、「LEDヘッドライト」(夜間走行や悪天候でも視界を良好にする)等が装備され、安全性にも最新の工夫がされていることも見逃せません。

1-1. フロントマスクはやはりBMW

アクティブツアラーのフロントマスクはBMWらしいおなじみの少し前傾したキドニーグリル、後端が鋭く曲がったリアサイドウィンドウ、4灯式丸型LEDヘッドライトが健在で、見ただけですぐにBMWとわかるデザインです。

FFにしてはフロントオーバーハングが異様に短いことが特長です。

1-2. BMWアクティブツアラーのインテリアデザイン

インテリアデザインはダッシュボードからドアパネルまで、複数の水平ラインとサーフェスを重ね、ワンランク上のエレガントな空間を実現しています。エンジンルームを詰めて、全高も高くしているので室内空間が想像以上に広く感じ、長時間乗車も快適に過ごせるでしょう。

視界も非常に良好で、運転者にとっては快適なドライビングが可能となっています。ダッシュボード全体はアクセントトリム付きのインテリアトリムパネルとクロームエレメントとなっており、モニターは3シリーズよりも大きめに感じられます。

ステアリングは3シリーズ、5シリーズ共通でBMWらしいクールなデザインです。パドルは無しになっています。シートは腰のサポートが良く、3シリーズのシートと類似していますが、多少デザインや色使いが異なります。

後部座席のドアはシートと同様の生地で、統一感と質感にこだわっています。夜間照明用の棒状ライトも備え付けられています。

さらにリアシートも130mmスライドが可能となっており、積載も通常468リットル、最大で1510リットルにまで拡大できます。BMWがFFモデル発売に踏み切った結果が室内インテリアに凝縮されています。

2. 2シリーズアクティブツアラーの走り

BMWアクティブツアラーはFF車特有の走りを体感できます。FRに慣れているBMWのユーザーには多少の違和感があるかもしれませんが、予想以上の滑らかさと加速感です。法定速度内での加速や車線変更時も十分に運転を楽しめます。

以下エンジンとミッション、操作性について説明していきます。

2-1. BMWアクティブツアラーのエンジン&ミッション

BMWアクティブツアラーは、218iの1.5リッター直列3気筒ターボと218dの2リッター直列4気筒ディーゼル、225iの2リッター直列4気筒ターボの3種類のエンジンが搭載されています。これらのエンジンは「MINI」と同様です。

新世代モジュラーエンジンは、気筒あたり排気量が500ccのシリンダーを直列に配置、排気量に応じた広い出力範囲が可能で、力強い走りと燃費性に優れています。

BWMのツインパワーターボテクノロジー採用と革新的な技術の融合が圧倒的な力強さ、アクセルレスポンスの良さ、高い環境性能を実現しているのです。

ミッションは208iと218dが6速AT、225iが8速ATと「MINI」と同様ですが、サスペンション等のオリジナル新開発設計により、「MINI」よりもさらに快適なドライブを実現しています。

さらに特長といえるのが、その走り出しです。その軽やかさは、ドイツ車とは思えないほどの感覚を覚えるでしょう。ややアイドリング時のカラカラ音は気になるところですが、十分なトルクのおかげでスルスルと滑り出すように走り出します。

洗練されたATがトルクと絶妙にかみ合い、非常に滑らかな変速を実現させています。タイヤとエンジンの連動性の高さはさすがBMWといったところでしょう。

2-2. FFを感じさせないアクティブツアラーの操作性

アクティブツアラーはFFを感じさせない、操作性も大きな特長です。一般的なFF車とは違う次元のハンドリングが楽しめるでしょう。軽快さが前面に出て必要以上の力を必要としない点は、日本向きと言えます。

そして、剛性ボディと摩擦抵抗が少ないステアリングシステムで、スムーズさを実現し、低重心化や空気特性の向上により高いレベルの操作性を実現しています。

FFなのに前輪駆動を感じさせない、操作に素直なステアリングフィールの感覚は、FRのBMW上級モデルと比較してもそこまでの差を感じさせません。後席でもその感覚が変わらない点は、「MINI」やメルセデスベンツBクラスと比べても勝っている点といえます。

さらにどっしりとしたタイヤと地面の接地感覚があり、その安定感はFRの走行性の高い「1シリーズ」と比較しても遜色がないといえます。

3. BMW2シリーズアクティブツアラーの選択肢

BMW2シリーズアクティブツアラーは、ハイグレードモデルM235iを始め、218iと218dが同様の装備となっています。一番の違いは、電子油圧制御式8速スポーツオートマチックトランスミッションの有無で、こちらはMスポーツモデルのパッケージに搭載されています。

オプション装備も予算や用途によって選択肢が広がります。エクステリア、サスペンション、ホイール、インテリア等もバリエーションが豊富なのでユーザーの好みに合うものが見つかるでしょう。
さらにオプションパッケージも選択すると、割安価格になるので、検討してみると良いでしょう。このパッケージには、駐車支援機能の「パーキングサポートパッケージ」や安全性を向上させる「BMWコネクテッドドライブプレミアム」等の6種類から選択できます。

4. まとめ

BMW2シリーズアクティブツアラーは、BMWならではのダイナミックで力強い走りとファミリー向けの居住性にこだわった、BMW初のFF仕様のMPVモデルです。日本市場を意識して、家族でのドライブや日常生活にも快適に対応出来るオールマイティなモデルに仕上がっています。

BMWといえばFRのイメージですが、今回のアクティブツアラーはBMWの新境地を開いた次世代感覚の車として日本のファンに新しいインパクトを与えるに違いありません。