BMW M4の4つの悦楽ポイント|日常使いできる「M」とは?

BMW M4は単に速いというだけではなく、日常の道でも、サーキットでも最高のパフォーマンスを見せつけることができるドライブ通にはたまらない生粋のスポーツカーです。今回は至福のドライブ体験ができるM4の魅力に迫ります。

 

1. BMW M4は日常使いできる「M」

BMW M4は、自由自在のコントロール性能に、俊敏性が極めて高いコーナリング、抜群の安定性を兼ね備えたモデルです。

単に走りを追求しただけではなく、内装もレーシング部門が設計したとは思えないほどの、日常でも使いやすい作りとなっています。

一体型ヘッドレストを備えたバケット・スタイルのMスポーツ・シートや深いサイド・サポートによって快適性を極限まで高めたつくりとなっており、センターコンソールのドライバー席にはニー・パッドまで備えられています。

ドライバー本位の機能性とともに人間工学に基づいた設計は日常のドライビングを快適かつエキサイティングにしてくれるでしょう。リア・シートもサキール・オレンジ・ステッチが印象的なブラック・カラーのBMW individualフル・レザー・メリノの美しい質感が贅沢な時間を提供してくれます。

躍動的なスタイリングも非常に印象的です。大型のエア・インテークが迫力あるフロント・フェイスを演出し、筋肉質なリヤ・スタイルは圧倒的な存在感とダイナミックさを演出しています。

モータースポーツからフィードバックし、長年蓄積した技術と最新の革新テクノロジーを搭載した本モデルは異次元のダイナミックさと、エキサイティングな至福の時をユーザーに提供してくます。

1-1. BMW M4はエレクトリック制御の塊

BMW M4はまさにドライバー本位のコックピットにいるような感覚で操作ができます。アダプティブMサスペンションモードに切り替えることにより、コンフォート、スポーツ、スポーツプラスに切り替えが可能です。

シフトレバー左側のシルバーで囲まれた3つのボタンでエンジン、ダンパー、ステアリング特性切り替え操作ができ、ギアボックスのプログラムの切り替えはシフトレバーの後方に設けられたスイッチで切り替えができます。

またアクティブMディファレンシャルはコーナリングや荒れた路面でもハイスピードと加速を落とすことなく、抜群に安定した走行が可能です。

電子制御ユニットが左右のリヤ・ホイールのトルク差を制御し、空転を押さえることでまるで常に両足で路面の感触を捉えるような安定性と最大限の加速性能を発揮し、アダプディブMサスペンションの電子制御によって1/1000秒単位の速さで路面状態と走行スタイルに合わせて自動調整をしてくれます。

さらにあらゆる状況で最適なロード・ホールディングと最大限のトラクションを可能にし、ハンドリングを極限にまで俊敏にします。このようにM4はエレクトロニックの塊として最高にエキサイティングなドライビング体験をユーザーに提供してくれます。

1-2. BMWならではのドライバリティ・セッティング

M4は車体特性を自分の好みに設定する事が可能です。例えば、ダンパーをコンフォートからスポーツにすると車体が低くなり沈み込むような感覚がありますし、ステアリング特性をスポーツにすると車体が重くなる感じがします。

ユーザーの感性にピッタリはまるオリジナルの車体特性にするのもM4ならではの楽しみ方です。

1-3. カーボンパーツの多用もM4ならでは

M4はカーボンパーツを多用していることも大きな特徴です。カーボンルーフの採用が上屋を軽くして、重心が低くなり、見た目もよりスポーティとなっています。さらにトランクリッドの構造材にカーボンを用いて、外板を樹脂製にして軽量化を実現しています。

さらにブレーキシステムにもカーボン・ファイバー強化樹脂やセラミックといった革新素材を使用しており、インテリジェント・ライトウェイト・テクノロジーに基づいて開発されたカーボン・ファイバー強化樹脂製のドライブシャフト採用によって剛性が向上、13.5kgも軽量化を実現しており、加速性、俊敏性、耐熱性に非常に優れた性能を発揮しています。

2.BMW M4の悦楽ポイント4選

BMW M4はドライバーを気持ち良く酔わせてくれるように走る事ができます。以下4つの悦楽ポイントをまとめ、その秘密に迫りました。

①すばらしい排気音

Mスポーツ・エキゾート・システムとブラック・クローム仕上げのデュアル・エキゾースト・テールパイプとの相乗効果で生まれる力強いサウンドや低くて、乾いた排気音はこだわりをもつドライバーにとってはアドレナリンが全開になるほどの興奮を味わえるでしょう。

加速するごとに、気分が高揚して体全体を魅了してくれ、日常の走りにレースサーキットで走るような楽しさを提供してくれます。

②満足度を高める重厚なトルク

M4はあらゆる速度域で厚みを感じる走りを味わえ、かつ当たりは非常にソフトです。M謹製3リッター直列6気筒ツインターボエンジンは強靭な性能で最高出力431ps、週給エンジンとしては異例の7300rpmという高回転を生み出します。

スクロール方式のツインターボチャージャー、高精度ダイレクト・インジェクション・システムといった革新テクノロジーとMならではの絶妙なチューニングに加え、約50対50の車両重量比率ですが、若干フロントがヘビーになっていることも重厚なトルクを十分に感じることができる要因でしょう。

加速性能は0-100km/hで4.1秒を実現し、ドライバーは息をのむような感覚を味わえます。

特別にチューニングされたアダプティブMサスペンションとの組み合わせから高次元のパフォーマンスを実現し、さらに重厚なトルクから感じる事ができる安定感は、ドライバー通も十分に満足させるものでしょう。

③ ハンドリングのすばらしさ

M4は、ハンドリングの素晴らしさも特筆すべきものがあります。アダプティブMサスペンションを備えた足わまりは、滑らかでしなやかなさがあります。タイヤはミシュランのパイロットスーパースポーツで、前255/35、後ろは275/35というZR規格です。

Mライト・アロイ・ホイールは特殊な鍛造技術を採用し、軽量化に成功、回転質量が軽減されてさらに俊敏な走りをもたらし、フロントエンドはアルミニウム合金製のボンネットとサイド・パネルは約50対50の前後重量配分を実現、10.6kgの軽量化に成功しています。

そして車体の重心を低い位置にすることでハンドリングを最適化し、あらゆる状況下でベストなコントロール性能を可能にしています。

さらにダイレクトかつ正確無比はハンドリングを支えているのが、CFRPフロント・エンド・ストラット・ブレースです。これはエンジンルームにあるボディの重要なパーツでわずか1.5kgという軽さでフロント・エンド上部の重量を上げることなく、剛性を格段に高めています。

その他にも高性能のステアリングや足回りのバネによって高次元のハンドリングが実現しています。

④ ツウを唸らすトータルバランス

M4はドライブ通であればあるほど、その価値を感じる事ができるモデルです。ほとんどターボを感じさせない精緻かつNAライクなエンジンフィール、ドライバーの意思が自由自在に伝わるシャシー、感度の良いブレーキフィールに至るまで非常にバランスが取れています。

エンジンパワーは特筆すべきパワフルさで、アクセルを踏んだ習慣からホイールスピンをするほどです。最近のスポーツカーはタイヤ、ボディー剛性、ブレーキの性能が上がっているためエンジンパワー不足の車も多い中、M4は真逆で刺激的なほど、エンジンパワーが突出しているような感覚を受けるでしょう。

そしてブレーキングも非常に強靭さが際立っており、Mカーボン・セラミック・ブレーキ・システム搭載のMコンパウンド・ブレーキは最高の制御力を発揮します。

ハイ・パフォーマンスカーの開発に40年以上を費やして技術を蓄積してきたBMWが、究極のパワー・ユニットをはじめ、シャシー、トランスミッション、ステアリングといったドライビングに必要なあらゆるディテールを緻密に設計した成果が、この異次元のトータルバランスを実現した本モデルに現れています。

日常でも使い勝手が良く、さらにサーキットで走りこんで腕を磨きたいユーザーにも十分満足する事ができる設計になっているところは特筆に値するでしょう。

まさに極上のスポーツカーを日常に落とし込んだようなトータルバランスがM4の最大の魅力と言えます。

3. BMW M4は価格以上の価値を見出すことができる車

M4クーペの本体価格は1126万円で4シリーズで一番安い価格は「420iクーペ スポーツ」の511万円、最も高い「440iクーペ Mスポーツ」は809万円です。M社製にすると300万円以上の価格差がつきますが、厚みの違いや贅沢な走りを味わいたいファンにとっては投資しがいのある買い物といえるかもしれません。

M4の極上のトータルバランスの素晴らしさを考慮すると走り好きには、金額では計れないほどの魅力があると言えます。

4. BMW M4のまとめ

BMW M4は、モータースポーツで培った最新技術と革新テクノロジーを市販のスポーツカーに投入した究極の走行パフォーマンスと日常の実用性を合わせた1台です。

様々な最新テクノロジーが搭載されているので、ドライバーにとってはコックピットの中にいるような感覚で運転でき、快適性と力強い走りが存分に楽しめるようあらゆる電子制御システムがサポートをしてくれます。

様々なパーツがカーボン化によって軽量化されており、加速性、俊敏性、耐熱性が非常に優れた性能となっています。

ドライバーを悦楽に導く、低くて乾いた排気音、重厚なトルク、極上のハンドリング、究極のトータルバランスはM4ならではの完成度の高さでユーザーを魅了してやまないでしょう。

トライバー通であればあるほど、その走りには驚嘆せずにはいられないM4ですが、価格は1126万円です。最も高い「440iクーペ Mスポーツ」との差も300万円以上あります。贅沢な走りを味わいたいファンにとっては、高額ですがつい欲しくなってしまう一台と言えるでしょう。